heroのお腹ゆるゆるブログ

潰瘍性大腸炎を持病に持つheroが日々感じている事を書きます。

自己分析(承認欲求と劣等感)

heroです。 少し自己分析してみました。

 

自分が目指してきた姿は、人よりも秀でている状態である事。
これは根底に強い劣等感があるわけだが、中学の自分は成績が良い事に味をしめた時代であった。
これは、人より勉強ができなくても、努力すれば成果が出るという成功体験であり、劣等感をなくす方法であったと錯覚していた。
(実際には、常に良い成績でないと不安になり、無理な努力をし続ける事になる)
高校でも同様な行動をとる。高校に上がると、勉学においてより自分より頭が良い人がわんさかででくる。
その中で良い成績を出すため、人よりも努力をする。結果的に良い成績はだせたが、この時点で既に自分の限界は感じていた。

大学に入り、勉強(単位)は疎かになる。これは、単位の成績が評価に直結しないからである。
私は周りからの言葉を都合の良いように解釈し、授業は単位さえとれれば良いという考えになった。
しかし、いづれくる就職活動で差別化は必要であると感じていたため、英語を学び始めた。
英語を学ぶ理由は、やって損はないと思ったから。海外で働く事がかっこいいと思っていたから。そんな感じでした。

大学3年に入り、皆就職活動を始めたが、私は人よりアピールできること、なりたい姿が全くなかった。
その為大学院で必死に頑張る事に決めた。大学院では、海外発表など行ったが私の自信にはつながらなかった。


実際に就職活動の時期になり、大手の就職はできなかった。大きな落胆があり、それでもなんとか就職はできた。

社会人になり、目指していた大手企業には入れなかった気持ちは常にあり、当面はこの企業で人よりも大きな経験をして
結果大手に入る事を考え始めた。 しかし、実際は同期がどんどん成長していると感じる日々であり、自己嫌悪を強く感じ、
それでも仕事終わりに勉強を続けた。そんなある日、潰瘍性大腸炎という難病が発症した。 それからは、自分はなぜこんなに頑張っているのに
うまくいかないのか。周りは適当にやっているのに、なぜ私だけがこんな目にあうのか。など心が荒れていく日々でした。

これまでの生き方を踏まえて感じる事は、私は自分のフィールド(学校、会社)において自分の中での優劣があり、常に上に
立っていないと満足できない(精神が安定しない)事がわかります。

中学までは、親からの承認が強かったといえます。なので承認されるために勉強を頑張りました。なので親に承認されることが目的といえます。

高校では、良い大学に行くことが目的となります。良い大学とは、名が知られている事。人に大学名をバカにされない事。それだけです。
なぜ成績が必要なのかは、指定校推薦を狙っていたからです。
つまり私自身本番で良い大学に受かる自信がなかったのです。これは「劣等感」を踏まえた上での私なりの対処でした。

大学では、良い企業に行くことが目的となります。良い企業とは、名が知られている事。給料が良く、安泰であることです。
もちろん皆そんな企業に入る事を望んでいるとは思いますが、実際に入れる人は限られていますし、高校大学に進学するより
はるかに大きな壁です。なので大学院まで進み目的を達成しようと思ったわけです。

社会人では、達成できなかった目的の穴埋めとなります。 一つは大手企業に転職、もしくは企業内で地位の獲得といったところです。
これもとても簡単ではありません。皆が皆努力をするのが当たりまえで、寝る暇も惜しんでる中でしのぎを削るわけですから。
結果大病を患う事になります。

このように自分の中で自分のフィールドで立ちたい位置というものがあったのですが、
それは満たされない承認欲求から来ている事がわかります、

私の性格のキーワードは、「承認欲求」、「劣等感」です。私の場合、この二つが満たされて初めて安定を得られます。

 状態        結果      思考                行動
 自分(素の状態)→ 評価された → 表面上の評価だ、素の自分が

                   評価されるはずがない(劣等感) → 努力
           OR 
           評価されない→ 努力しないといけない(承認欲求)→ 努力

つまりもう相手がどう評価しようとも努力するんですよ。 これは決して前向きな意味ではなく、しないと不安(精神的安定が得られない)なんです。          


今まで自分は、何かを決めて行動してきたつもりでしたが、それは自分の満たされない欲求(承認欲求)やコンプレックス(劣等感)を埋める為でした。
つまり、この欲求とコンプレックスに人生が左右されてきたといえます。
なのでこれからは、この二つとうまく向き合った生活を送る事が重要だといえます。

 

そもそもなぜこうなったかはまた次回にお話したいと思います。

 

では。