heroのお腹ゆるゆるブログ

潰瘍性大腸炎を持病に持つheroが日々感じている事を書きます。

病気が与えてくれたもの

どうもheroです。

 

今回は、以前通院した際に、感じたメモ書きを発見したので、それを記事にしようと思います。


持病である潰瘍性大腸炎の治療の為、病院に行きました。
いつも通りとても混んでいて、診察が終了して精算するまで大分時間がかかりそうだと判断した私は、
診察を待つおじさん(60歳後半)に話しかけました。
その方も私と同じ病気で、今年で20年目だそうです。大腸は3年前に全摘済みらしく。
全摘による私生活の話等を色々聞きました。 人にもよると思うのですが、やはり大腸を摘出するので
水分が吸収されなくなるので、便は下痢になるみたいです。

ただ大腸がんやその他の合併症の恐怖からは解放されるみたいで、
将来大腸の全摘も十分ありえるので聞いて少し全摘という印象が緩和された気がします。

自分は病人


病院に行くとおのずと自分が病人であることを一層自覚します。診断結果を待つ恐怖や、治療による痛みは本人しか分かりません。
だからこそ、普通に生活できるというのが素晴らしいと感じる事ができると思います。

ただ私の場合、調子の良い時悪い時の波があり、調子の良い時は腸によくないこと(コーヒー等)もついしてしまいます。
そして、調子が悪くなると、もうこんな思いしたくないと考え、腸に気を遣う生活を誓うのですが、本当に愚かなもので結局コーヒー飲んだり筋トレしたりと無茶してしまう。

うまくバランスがとれないんですよね。。。

普通であることの大切さが実感できるからこそ、身近な事でも幸せだと思えるようになり、今まで固執していたこと(お金、出世、世間体)に対して良い意味でどうでもよくなりました。
もちろん、社会に出る前は、学校でも良い成績をとって良い大学、良い会社に勤める、それが一番だと思っていましたし、それは間違いでもないと思います。
しかし、そのことばかりに固執し、結局自分の幸福度がお金や社会的地位等でしか感じられなくなってしまうと、いつまでたっても幸福を感じられないと思っています。
そう思えたのは、病気になってからでした。 自分が人と少し違う状態になり、出来る事出来ないこと、なぜこうなった、色々考えた結果、周囲の評価しか考えていない自分に気づきました。
だから今は前より、楽に生きられます。