heroのお腹ゆるゆるブログ

潰瘍性大腸炎を持病に持つheroが日々感じている事を書きます。

手術前説明 (全身麻酔) Part2

どうもheroです。

Part1の続きになります。

 

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稀であるが重篤になり得る合併症

・術後視力障害

 背骨の手術や、一部の脳神経外科手術には、うつぶせの姿勢で行われるものがあり、この姿勢で
眼球が長時間圧迫されると、術後に視力低下をきたす場合があるそうです。また高血圧症、糖尿病などで末梢血管病変がある人は危険度が上がります。


・脳障害(脳梗塞脳出血くも膜下出血

手術中に脳の血管が詰まる、または脳内出血が起きると、全身麻酔から覚醒しない、あるいは覚醒しても意識レベルが術前より低下する場合がある。めちゃめちゃ怖いですね。
高血圧症の人は手術中の色々な刺激に対しえ血圧が極端に変動(上昇あるいは低下)しやすく、それによって脳出血や、くも膜下出血を起こしやすくなる。

 

心筋梗塞

麻酔・手術中では出血の影響もあり、心筋が酸素不足(心筋虚血)に陥ることがあるそう。

 

・手術中の心停止

きわめて稀ではあるがあるそうです。 また心臓や血管系に重度の病気がある方や、重症外傷でショック状態にある方は、発生確率が高くなります。 心臓に異常が無い方が心停止する場合、麻酔時の気道確保。人口呼吸が適切に行われず、血液中の酸素が著しく低下したり、大量出血によって血圧低下が主な原因。

 

・術中覚醒

本来、全身麻酔では意識が無い状態で手術が行われますが、1000分の1の確率で、意識があることがある。これも絶対いやです。状態としては、会話が聞こえる程度から、痛みを感じるレベルまでさまざまだそうです。 会話くらいならまだいいですが、痛みはきっと耐えられないです。しかも1000分の1ってまさかがありえる数字ですよ。。。
はいでは話戻しますが、そもそも覚醒してしまうのは、麻酔薬の量によるところらしく、個人差が激しいみたいです。脳波、血圧、心拍数などを参考に適切な量を投与するのですが、外傷で緊急手術する場合や、心臓に重い病気を抱えている方は、適量の投与が難しく、そのため術中覚醒してしまうことになるそうです。

 

・舌の腫れ

全身麻酔を行う際の気管チューブが舌を圧迫してしまい、術後に舌が腫れる場合があり、それで呼吸がうまくできなくなることがあるそうです。


以上簡単ではございますが、全身麻酔の合併症になります。 色々なリスクを抱えて手術に望まなければならない事が分かります。私(患者)に出来る事といえば、主治医や看護師からの指示を守る事と、祈る事くらいです。医療が進歩してきたとはいえ、何が起きるか分からないのが全身麻酔手術です。よく考えてみれば、身体の重要な機能を一時的に無効にするわけですから、リスクはありますし、副作用も出て当然ですね。

手術に関し、楽天的に考える事も大事です。ですが、しっかり感じ取らなければならない事は感じとり日々の生活に活かせるようにしたいものです。

 

ではでは。